【住所】 |
〒612-8063 京都市伏見区東組町698 |
【TEL】 |
075-601-0012 |
【FAX】 |
075-602-0015 |
- 創業
- 延享元年(1744)
- 設立
- 昭和23年(1948)1月
主な製品
沿革
当社の前身「河内屋」は大阪の河内出身で、京橋で米問屋を営んでいました。延享元年(1744)に京都の伏見で、河内屋は幕府から酒株を取得し、清酒の醸造、販売を始めました。
伏見奉行所の統制により、大きく酒造数量を増減させながら、明治の初頭には「河内屋」が伏見でトップクラスの酒造数量を誇ることになります。
明治から大正、第二次世界大戦まで「河内屋」は地主として年貢米を使用して「慶長」を醸造、販売していました。戦後は農地改革やその後の経済変動を経て、昭和23年に平和酒造合資会社を設立します。その後、他社への桶売りが専業となり、永く「慶長」の出荷を中止していましたが、平成元年に共同生産に踏み切り、「慶長伏見の酒」の出荷を始め、現在に至っています。
現況
当社が江戸時代から使用してきた京都伏見の酒蔵は、昭和の終わりにマンションに建て替えましたが、マンションの1、2階にその風情を残しています。同時期に当社を含め、伏見に古くからある酒造家5軒が集まり、伏見銘酒協同組合を設立し、新しい酒蔵を建設して、醸造を始めました。現在は清酒の最高峰、純米大吟醸酒の「慶長伏見の酒」と純米吟醸酒「慶長小判」を柱に、宣伝費をかけない、低価格で高品質な日本酒を提供し、代々受け継がれてきた酒つくりの継承発展に取り組んでいます。
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