- 創業
- 文化5年(1808)
- 設立
- 昭和38年(1963)10月1日
沿革
文化5年(1808)、当時の酒造りの先進地である灘・伊丹・伏見等で技術を習得した創業者小山屋又兵衛が、1780年頃関東へ移住して現在の埼玉県大宮市(現さいたま市)にきわめて良質な湧水が出る場所を発見し、そこに酒蔵を建造以来、一度の休造もなく約200年以上の間、品質の向上をめざし、毎年清酒を造りつづけています。
平成7年9月には、創業者小山屋又兵衛が修業の地と言われる「伏見」において、京都伏見工場を設立し稼動を開始しました。
現況
株式会社小山本家酒造は1808年の創業以来貫いてきた品質第一を、合理性をもって創意工夫することを理念としています。杜氏の知恵や勘で支えられ、受け継がれてきた酒造りの基本を忠実にソフト化し、ノウハウを蓄積することにより先進技術の融合をはかり、酒造技術の研鑽と品質の向上に努めています。
また、京都伏見工場は現在は全生産量の約2割を占める規模の生産設備をもち、関西方面の生産拠点として伏見の名水を用いてソフトでふくよかな味わいの酒を醸し出し、本社工場へ供給することにより、関東の男性的なしっかりした旨味にその味を調和させ、一層の品質向上や新たな味の創造の役割を担って生産を続けています。
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